
よく聞かれるのが「健康診断で早期発見した場合と、そうでない場合で、医療費はいくら違ってくるの?」ということです。
もう、これは答えが確実にでていまして、「未受診者と受診者の医療費推移」で検索すると、厚生労働省のPDFが出てきます。
(熊本県A町国保加入者の年齢階級別年間医療費)として出ている比較グラフを読み解きますと、受診群=約550万円。未受診群=約950万円以上の当たりに達していますから、その差は軽く見積もっても400万円です。
さらに、こちらの「人工透析の費用と制度について」というページで見ますと、「血液透析にかかる医療費は年間で約480万円、定期的な検査を行う必要があり、透析の原因となった病気の治療を並行して行うと医療費は1人あたり年間約500万~600万円に上」ると記されています。ざっと500万円は必要と思っても大げさではありません。
基本透析費用の内訳
- 血液透析:36万円/月(週3回|1回@3万円:1か月に13回受けたとして)×12ヶ月=468万円
- 腹膜透析:30~50万円/月×12ヶ月=360~600万円
早期に健診を行い「重症化」を予防しないと、健診運営者の財政状態は酷くなる一方です。
団塊の世代が後期高齢者となり、現役を次々と引退する2025年。
指先採血・郵送血液検査デメカルをお使いいただき、ひとりでも多くの「重症患者」を未然に防ぐこと。それもデメカルの使命です。